高所作業で安全を確保するための安全帯
高所作業の現場はビルや工場、プラント設備などが存在し、そうした場所で作業をする場合には最悪の事態を想定することが不可欠です。
例えば高所作業では足を滑らしての落下、手を離しての落下、物の落下などがあり、場合によってはケガで済むだけでなく人命を落としてしまう可能性もあります。
高所作業を行う上では、常に安全帯を装備し、それを装着して転倒や転落してしまうことを防ぐことは当たり前の取り組みになっています。
こうした事故が発生したら、現場の指揮も下がる他に多大な賠償問題にも発展する懸念が生じ、人命を軽くみる風潮は慎まねばなりません。
なお安全のための装備は、ただそれを身に着けるだけでは何も役に立たないため、それをうまく使いこなすことがポイントです。
このセンターでは安全帯を正しく身に着けるための特別教育を行っており、テキストと実際の実地によって習得することができます。
特別教育を受けてない方と受けている方の違いには、安全に対する考えも違ってくることが多いです。
一般的に現場の世界は、職人技がもてはやされてしまうことも多く、技を重視してしまい安全の欠如が起こりやすい点があります。
しかしそれが重大な事故をもたらす原因にも繋がることも多く、職人技よりも安全帯を装着しそれを使いこなして最悪の事態に備えることが重視されるべきです。
必ず安全を確保した状態で技を展開することが当たり前で、それが現場のルールになっており、特別教育でも最重要事項で教えられます。